2013年10月2日水曜日

au、「Xperia Z1 SOL23」を発表


 本日auから2013年冬モデルの発表がありましたね。
その中でも私が一番注目していたのはソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia Z1 SOL23」です。


「One Sony」を実現した製品

 今年1月にソニーはCESのプレスカンファレンスで、「Xperia Z」を発表し高い評価を受けましたが、ソニーの平井一夫社長は5月の2013年度の経営方針の説明会で「Xperia Z」は序章に過ぎず、今年後半に最強のスマホを投入すると述べていました。ネットでは開発コードネーム「Honami」として多くの人が注目していましたね。

 平井さんがCEOに就任してから、それまでのソニー・エリクソンをソニーモバイルコミュニケーションズと完全子会社化にし、そしてソニーの事業部間の壁を打ち破って、ソニー技術を惜しみなく投入し作り上げた製品がこの「Xperia Z1」です。これは平井さんがCEOに就任した時にエレクトロニクス事業を立て直すために掲げた「全社で同じところに集中、フォーカスしていく」という意味を込めた「One Sony」が実現した製品でもあります。

 そのためこのXperiaには多くのソニーの技術が採用されています。その中でも一番の目玉は、なんと言ってもカメラではないでしょうか。



有効約2070万画素、Exmor RS® for mobile、画像処理エンジンBIONZ® for mobile、
Gレンズなどコンパクトカメラと同等のスペックを実現
 従来のスマホのカメラですと、薄暗い部屋での撮影や夜の撮影などはイメージセンサーが小さい分きれいに撮影するのが難しかったと思いますが、「Xperia Z1」はコンパクトデジタルカメラなどに採用されている1/2.3型の大きいイメージセンサーが採用されているので、暗い場所でも通常のスマホ内蔵カメラ比較するときれいに撮れると思います。
 でもAVファンの私としては、カメラよりBRAVIAの技術を採用した「トリルミナスディスプレイ for mobile」や「X-Reality for mobile」が気になっています。スマホでも高画質で映像を楽しみたいですからね。


キャリアのロゴな

 au版の「Xperia Z1」にはドコモの「docomo Xi」の様なキャリアのロゴが前面にありません。背面に小さく書かれているだけです。今までソニーのフラグシップモデルは国内ではドコモでしか取り扱ってこなかったので、このドコモのキャリアロゴであきらめていた人やSIMフリーのグローバルモデルを買っていた人達には朗報とも言えます。




 私もドコモのXperiaが買えなかった一番の理由がこれなので、本当にうれしいですね。ソニーの純粋のデザインを楽しめるのは、ソニーの製品を愛する人やデザインにこだわる人にとってとても重要な事だと思います。

 発売は今月末なので、それまで私も楽しみにしたいと思います。